日商簿記の合格率は公表されてるけど、実際合格者ってどれぐらいいるんだろう?
今回は日商簿記の合格者数を調べてみます!
- 日商簿記の今までの総受験者数の分析
- 日商簿記の今までの総合格者数の分析
<プロフィール>
- 日商簿記1級をはじめて受験したときは81点、足切りで不合格
- 高校卒業後に公認会計士試験を目指して受験に専念
- 当時最年少で公認会計士試験に一発合格
- 公認会計士試験の会計学をトップで合格
本記事を書いている私は公認会計士試験の会計学(簿記)をトップの成績で合格している簿記のプロフェッショナルです!
- 日商簿記の勉強中の人
- 日商簿記の合格者数を知りたい人
※本記事は公表されている受験者数や合格者数を単純合計して割合を出しているだけです。確率論の細かいところは筆者の勉強不足があるかもしれませんので、ご指摘あればコメント等でお知らせください。
101回目からの累計簿記受験者、合格者
日商簿記を主催している日本商工会議所では第101回(2002年6月)からの統一試験の受験者、合格者を公表しています。
また、日商簿記2級と3級は2021年4月からネット試験を行っており、ネット試験の結果も公表されています。
本記事更新時点である2024年9月では、統一試験の結果は167回(2024年6月)まで、ネット試験は2021年4月から2024年6月までの結果が公表されています。
今回は101回目から167回目、ネット試験における申込者数、実受験者数、合格者数の単純な累計数値を出しました。
なお、日商簿記は1級を取った人はもともと2級と3級を持っている人、2級を持っている人は3級を持っている人が多いのですが、実際にどれだけの人が重複しているかはわからないので無視しています。
単純に累計しただけです。
当然かも知れませんが級が上がるごとに合格者は減ってきています。
日本人口と比べてみた
101回目以降の日商簿記の合格者は1級53,653人、2級962,621人、3級2,272,854人で合計3,289,128人です。
対して2023年4月時点の概算人口は1億2,447万人です。
そのため簿記を持っている人は日本人口の2.64%しかいません。
もちろん100回以前に日商簿記を取得した方もいらっしゃいます。
それでも仮に100回目までの合格者数が101回目以降の合格者の人数の倍と考えても日本人口の5%程度です。
日商簿記を持っている人は総人口の5%未満と考えても差し支えないでしょう。
まとめ
- 日商簿記の1級から3級の101回目以降の総合格者数は220万人
- 日商簿記1級の合格率は10%、2級は28%、3級は40%ほど
- 日商簿記の合格者は日本人のうち5%未満
ふと気になって調べてみましたが、日商簿記を持っている人はまだまだ少人数でした。
つまり日商簿記はそれだけ希少価値があるということですね!
では、本日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!