資格の大原の公認会計士コースを卒業生の現役公認会計士が徹底的に解説します【評判は本当? 学費はいくら? 講義やテキストはわかりやすい?】

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大原の公認会計士 コース
受験生

公認会計士を目指すことにしました。
資格の大原に入校しようと思うんだけど、大原なら合格できるかな?

ため

今回は大原について卒業生であり、かつ、現役公認会計士の私が調べた内容と実体験を徹底解説します!

本記事の内容
  • 資格の大原公認会計士講座について解説
  • 資格の大原公認会計士講座の学費や講義について徹底調査
この記事を書いた人
【背景】デフォルト
ため

<プロフィール>

  • 高校卒業後に公認会計士を目指して受験に専念するため大原に入学
  • 入学後1年半で、公認会計士試験に当時最年少合格
  • 公認会計士試験の会計学(簿記)をトップで合格

本記事を書いている私は大原で勉強し、公認会計士試験を当時最年少で合格しています!

この記事はこんな人におすすめ!
  • 公認会計士を目指すことを決意した人
  • 公認会計士を目指すか迷っている人
  • 公認会計士の予備校をどこにするか迷っている人
目次

大原はどこがすごいのか?

大原の最大の特徴は一発合格主義です。

事実2021年の大原生合格者のうち50%超は初学者コースで合格、すなわち一発で合格しているそうです。

ため

大原の卒業生である私も一発合格者です。

卒業者である執筆者が具体的に大原のすごいところを8つ紹介します。

  1. テキストがすごい
  2. 計算科目に強いのがすごい
  3. 答練の量がすごい
  4. 講師がすごい
  5. 質問体制がすごい
  6. 合格実績がすごい
  7. 校舎の充実がすごい
  8. 学校法人なことがすごい

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テキストがすごい

大原のテキストはCOMPASSと言います。CPA O-hara Method to Pass A State-exam Successfullyの略です。

通常のテキスト、問題集&解答解説はもちろんですが、大原のテキストの特徴として肢別チェックとポケットコンパス(通称ポケコン)というテキストがあります。

通常のテキスト、問題集&解答解説がわかりやすいのはもちろんですが、大原のテキストでもっともおすすめしたいのはこの肢別チェックとポケットコンパスです。

肢別チェック

大原では短答対策として財務会計論(理論)、管理会計論、監査論、企業法の4科目について「肢別チェック」を制作し配布しています。この肢別チェックにより網羅的に知識を整理・記憶でき、正確かつ素早い正誤判断力が習得できるので毎年大原生の短答合格率は圧倒的に高いのです。

大原パンフレットより引用
ポケットコンパス

ポケットサイズ(B6版)の用語、定義集を財務会計論(計算)、管理会計論以外の科目にて講義のテキストとともに配布しています。通学、通勤時間などのちょっとした空き時間に利用できるため、時間を有効活用し、効率的に学習できます。

大原パンフレットより引用

私は受験生時代、短答前は肢別チェックばかりやってましたが、その成果として短答の本試験はトータルで8割の成績を出しました。

また、通学中の大半はポケットコンパスを開いてました。

私の受験時代と違い、今はスマフォのアプリなどでテキストを見ることもできると思います。しかしポケットコンパスは書籍であるがゆえにページ数が限られています。そのため、本当に重要な項目に厳選された内容だけが載っていますので、重要性の高い項目を確実に勉強することができます。

ため

大原のパンフレットで肢別チェックとポケットコンパスの紹介ページは半ページぐらいしかないのですが、正直1,2ページ使ってもっとアピールしたほうが良いと思ってます。
いかがでしょうか、大原の先生方?笑

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「計算科目」に強いのがすごい

大原は公認会計士試験の科目の中で、計算科目と言われる財務会計論(計算)と管理会計論に特に力を入れています。

大原は「簿記学校」と名前がついている通り、特に簿記の講義に強みのある予備校です。そのため財務会計論や管理会計論といった計算科目については大原を信じれば間違いないです。

テキストのおすすめポイントで説明した肢別チェックとポケットコンパスは理論科目のテキストですが、実は大原が真に強い科目は計算科目です。

理論科目は肢別チェックとポケットコンパスを利用して勉強しつつ、計算科目は大原のカリキュラムに沿って勉強する勉強スタイルが王道です。

さらに大原では計算猛特訓&短答計算猛特訓という計算のみを行う特訓カリキュラムもあり、計算力を重視しています。

ため

実際に大原の卒業生である私は公認会計士の論文式試験の会計学はトップの成績を出しました。

では具体的に計算科目にどうして強いのかというと、一番の理由は答練の量が多いことです。

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答練の量がすごい

大原の計算科目の答練の量は他の予備校よりかなり多いです。

大原のパンフレットの2年初学者コースに載っている財務会計論(計算)の答練は以下のとおりです。

  • ステップ演習Ⅰ:16回
  • ステップ演習Ⅱ:14回
  • ステップ演習直対:4回
  • 短答実力要請演習:6回
  • 短答直対演習:4回
  • 論文基礎演習:4回
  • 論文応用演習:4回
  • 論文直対演習:4回

合計:52回

同じく管理会計は以下のとおりです。

  • ステップ演習Ⅰ:14回
  • ステップ演習Ⅱ:14回
  • ステップ演習直対:4回
  • 短答実力要請演習:6回
  • 短答直対演習:4回
  • 論文基礎演習:4回
  • 論文応用演習:4回
  • 論文直対演習:4回

合計:50回

参考までにCPAは財務会計論(計算)がレギュラー答練12回、短答レギュラー答練6回、短答応用答練4回、短答直前答練4回、論文直前答練4回、論文上級答練5回の合計35回です。
(CPAのパンフレット等より)

もちろん、量が多いということはそれだけ勉強が大変になるということですが計算科目は数を重ねれば重ねるだけ力になります。

大原は過去の実績から計算科目は数を重ねることが重要であることをわかっているため、他の予備校と1.5倍近くの答練量をカリキュラムとして設定しています。

ため

【これだけやったから大丈夫】と本試験に自信を持って臨めること間違いなしです。

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講師がすごい

大原の講師134名中91%にあたる122名が常勤講師です。

他の予備校では講師として所属しているものの、公認会計士としてご自身の事務所で仕事を請け負っていたり、別の会社に勤めている方も少なくありません。

大原の講師の方はほとんどが常勤講師、つまり大原の講師以外の仕事を行っていませんので常に受験生のことを考えていらっしゃる方々ばかりです。

お名前は出せませんが、私が大原でお世話になった先生も現役で講師をなさっていますので、講師歴10年以上のベテランの先生方が非常に多いのも特徴です。

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質問体制がすごい

講師の方が常勤しているため、いつでも質問が可能です。

質問方法も学校で直接はもちろん、電話による相談、メールによる相談、Zoomによる相談と一通りの方法は揃っています。

パンフレットでは質問可能時間が月曜日から土曜日の16時~19時(オンラインのみ14時~17時)になってますが、卒業生として言わせてもらうとこれは良い意味でウソだと思ってます。

どの先生も基本的にはいつでも質問を受け付けてくれます

私が受験していたときはコロナもなかったため、講義が終わったあとか職員室にいらっしゃる先生を捕まえることが多かったですが、捕まらなかった記憶がほとんどないです。

ため

大きな声で言えないですが、講師の方々の労働環境を心配したレベルです。。。

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合格実績がすごい

大原の2022年の合格実績は334名です。

※2023年8月に更新。

2022年の合格者合計は1,456名のため合格者のうち約23%が大原の受講生です。

また本記事の最初に触れましたが、大原は一発合格主義を掲げており、2021年の合格者334名のうち、半数以上の183名が初学者コースからの合格者です。

ため

本記事を書いている私も一発合格していますので、一発で合格したい人に一番オススメできるのが大原です。

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校舎の充実がすごい

大原で公認会計士講座を実施している校舎は全国で43校あります。

また振替や転校も可能です。

そのため、絶対に通学で通いたいという人に大原は強くおすすめできます。

細かい話としては有料ではあるものの、貸ロッカーもありますので荷物が校舎に預けられるのは便利です。公認会計士の講座はテキストや答練で荷物がかなり重くなりますので、校舎にロッカーがあるのは地味に便利です。

オンライン校がすごい

大原にはオンライン校という制度があります。

名前の通りオンラインで授業を受けるのですが、録画した授業を観る通信講座と違ってライブ配信の授業を受けるものです。

通信講座との違いはいくつかありますが、大きなメリットして

  • ライブで授業を受けるのでクラスメイトがいる(受講生同士の繋がりをもつイベントも開催)
  • 授業の開始前、終了後にすぐ講師に質問できる

の2つがあります。

通信講座は受験生仲間が作りづらいことと適時な質問がしづらいことが欠点として挙げられますので、まさに痒いところに手が届く良い制度だと思います。

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学校法人なことがすごい

公認会計士の予備校は複数ありますが、大手で大原だけが学校法人です。

他の予備校は株式会社です。

学校法人である最大のメリットは利益を求める必要がないという点です。

他の予備校はもちろん受講生の合格を第一に考えていると思いますが、一方で会社である以上、経営層は利益を追求する必要があります。

しかし大原は学校法人のため利益を求める必要がありません。もっと言うと利益を求めてはいけません。

そのため受講料のすべてを講師の方の給与や校舎の維持費やシステムへの投資など、すべて受講生のために使うことができ、極論1円も残す必要がありません。

受講する上では学校法人か株式会社かを気にする必要はほとんどないですが、大原は1957年設立の歴史ある学校ですので、過去の実績は他の追従を許しません。

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大原のここがいまいち

ここまで大原のおすすめポイントを書いてきましたが、2つほどいまいちな点があります。

  1. 学費が高い
  2. 講師は公認会計士試験の合格者とは限らない

順番に解説します。

学費が高い

(単位:円)

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コース通学
/Webライブ
通信
(Web)
通信
(DVD)
2年初学者コース800,000760,000850,000
1.5年オータム初学者コース770,000770,000840,000
1.5年ウインター初学者コース780,000760,000850,000
1.5年スプリングコース770,000750,000840,000
※2023年8月現在
※簿記レベル「簿記未修者」の場合を記載。大学生協経由や分割払いの場合は異なります

他の予備校は通学であれば70万円~80万円、通信は60万円~70万円前後ですので、大原の学費は平均程度ではあるものの、お高めです。

学校法人であるため利益を上げる必要はないものの、講師の人数や校舎の数が多いためどうしても費用がかかってしまう面があるのかと思います。

あくまで個人的意見ですが、大原は常勤講師や答練の数から考えて、通学ないしWebライブで受講してこそ強みがある予備校だと思いますので、通信制で考えている方は別の予備校を選択するほうが良い気がします

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講師は公認会計士試験の合格者とは限らない

他の予備校は講師のほとんどが公認会計士試験合格者のため、良い意味でも悪い意味でも大原の特徴です。

個人的には試験に合格する力と人に教える力はまた別物だと思っていますので、そこまで気にする必要はないかと思いますが、気になる人は気になると思います。

講師の方が公認会計士試験の合格者とは限らないことは事実です。

しかし講師の方々の実力が他の予備校に劣っているとは一切ないことは、卒業生として断言しておきます。

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まとめ:大原は一発合格者が多く計算科目に強い!

  • 大原は一発合格者が多い
  • 大原は独自テキストがすごい!
  • 大原は計算科目に強い!
  • 講師は9割が常勤講師であり、質問体制も整っている
  • 校舎数が多く通いやすい
  • 学費が高めな点は欠点

私が公認会計士試験に一発で合格したのは間違いなく大原のおかげです。

ため

断言します。大原なら絶対に大丈夫です。卒業生の私が保証します。

では、今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!

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大原の公認会計士 コース

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