公認会計士を目指すことにしました。
CPA会計学院に入校しようと思うんだけど、CPA会計学院なら合格できるかな?
今回はCPA会計学院について現役公認会計士の私が調べた内容を徹底解説します!
- CPA会計学院について解説
- CPA会計学院の学費や講義について徹底調査
<プロフィール>
- 高校卒業後に公認会計士試験を目指して受験に専念
- 当時最年少で公認会計士試験に一発合格
- 公認会計士試験の会計学(簿記)をトップで合格
本記事を書いている私は公認会計士試験を当時最年少で合格しています!
- 公認会計士を目指すことを決意した人
- 公認会計士を目指すか迷っている人
- 公認会計士の予備校をどこにするか迷っている人
本記事執筆のために行った調査
私は会計士試験を受験する際、CPA会計学院を利用していません。
そのため、本記事を執筆するにあたってCPA会計学院が無料で提供している以下の方法を使ってその実態を調査しました。
- 資料請求でもらえるパンフレットのチェック
- 無料の説明会(オンライン)への参加
- 無料の授業体験(財務会計論4回分)
- 無料でもらえるテキストと問題集(財務会計論の計算)の内容確認
この場を借りて、無料でここまでやって頂けるCPA会計学院に御礼申し上げます。
なお、資料請求をしてパンフレットだけならともかく、無料の説明会を受ければさらに無料で授業体験をさせてもらえ、テキストや問題集までもらえるのはかなり気前良いと思います。
無料ですので、受講を悩んでいる方は絶対にテキストや問題集まで取り寄せたほうが良いです。さすがに私は行いませんでしたが、受講を悩んでいる方はさらに個別の相談会も行っています。もちろん無料です。
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CPA会計学院はどこがすごいのか?
CPA会計学院がアピールしている強みは全部で7つあります。
CPAパンフレットより
- 「重要性と理解を重視した」教材
- 優秀な講師時による「質の高い」講義
- 「一発合格を可能にする」オーダーメイド・カリキュラム
- 「徹底した」受講生サポート
- 「身近な良き理解者」である合格者チューター常駐
- 最適な組み合わせを自由に選べる「講義受講スタイル」
- 最適な学習ができる「校舎」
7つの詳細は実際の資料を見てもらったほうが良いと思いますので、本記事では特に私がすごいと思った以下4つを紹介します。
- テキストがすごい
- 講義がすごい
- 質問体制すごい
- 合格者占有率がすごい
テキストがすごい
私が特にすごい、良いなと思ったポイントは3つです。
- 紙とWebのどちらでも見れる
- テキストの分厚さをアピール
- 項目ごとに重要性を明記
紙とWebのどちらでも見れる
近年では当たり前のように思えますが、会計士講座で紙とWebで同じテキストを見れる予備校は少ないです。Webで見れない、見れても補助教材に限られる等がほとんどです。
CPA会計学院は紙でもWebでも同じテキストを見れます。これは他の予備校にはない強みです。
公認会計士の勉強はとにかく量を重ねることが重要になってきます。
そのため、紙とWebでいつでもテキストが見れる環境が作れるテキストを揃えているCPA会計学院はすごいと思います。
テキストの分厚さをアピール
例えば財務会計論(計算)は7冊あります(2023年1月現在)。比較として大原は5冊(2023年1月現在)です。
1冊ごとのページ数に違いがありますが、2冊分違うのはページ数の多さを証明しています。
CPA会計学院のテキストが分厚くなるのは、図をふんだんに使っていることと丁寧な説明を心がけていることからどうしても必要となるページ数が多くなるためです。
私も実際のテキストを拝見しましたが、現預金の単元に29ページ使っていたのには驚きました。私がテキストを作ったら10ページ程度しか解説しないと思います。。。
それだけ丁寧な説明や解説を心がけているテキストだと断言できます。
項目ごとに重要性を明記
特に短答と論文それぞれで重要性を明記しているのが素晴らしいです。
公認会計士の試験は「(ほぼ)短答しかでない」単元や「短答と論文の両方で出る」単元が入り乱れます。
受験生が短答でしか出ない単元がどれか等の判断をすることは、難しいためこの重要性の明記はかなり良いと思いました。
また後述しますが、この重要性を使って勉強のスケジュールを組めるようにしているのも素晴らしいと思います。
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講義がすごい
CPA会計学院の講師は、大半が公認会計士試験の合格者です。公認会計士試験の合格者でない方もいらっしゃいますが、司法試験の合格者であったりしますので実績については文句無しです。
無料でもらえるパンフレットには講師の方々の合格年次も明記されていました。
また、お名前は伏せますが私が受験生だったときに他の予備校で有名な講師だった方も何名かいらっしゃいましたので「優秀な講師陣」という看板に偽りはありません。
私が特にすごいと思ったのは以下の2つです。
- 講師の講義はわかりやすい
- 講義スケジュールを個々人に合わせてオーダーメイドできる
講師の講義はわかりやすい
私が実際に受講してみて強く印象に残ったのは、一番最初の授業で講師の方がおっしゃっていた勉強方法の説明です。
- 理解とは自分で説明できるようにすること
- 予習はいらない
- 復習は講義があった当日に絶対やる
- 問題集は講義を受講してから時間をおいて行う(具体的なタイミングの説明もありましたが、これはぜひ講義を受講して聞いてほしいです)
この勉強方法はまさに私が受験生時代に行っていた方法そのままです。
私は一番最初にこの説明があった時点で「あぁ、この先生は絶対に教えるのがうまい」と確信しました。事実、実際の授業内容もかなりわかりやすかったです。
ぜひ実際の講義を体験してみてください。
講義スケジュールを個々人に合わせてオーダーメイドできる
実際にCPA会計学院のHPに具体例が載っています。
CPA会計学院のHP
- 社会人の場合:重要性A,Bを勉強する
- 大学生Aの場合:監査論と企業法は重要性C まで学習し、残りの科目は重要性A・B まで学習する
- 大学生Bの場合:重要性A,B,Cのすべてを勉強する
勉強する範囲を決めて、範囲に合わせた勉強スケジュールを個々人ごとに設計していきます。
公認会計士に限らず予備校の講義スケジュールは、ある程度予備校任せになってしまいがちですが個々人ごとにスケジュールを決められるのはすごいなと思いました。
僕が大原で受講してたときは完全に予備校任せでした・・・。
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質問体制がすごい
実はCPA会計学院で一番すごいと私が思ったのは質問体制です。
公認会計士の勉強中は、講義の内容はもちろん、勉強方法やメンタル面でも色々と悩むことが多く、講師の方には何度も質問に行くことになります。そのため、質問体制が整っているかは非常に重要です。
私が特に良いなと思ったCPA会計学院の質問体制のおすすめポイントは3つです。
- 平日はもちろん、土日も受け付けてる
- 予約ができる
- 講師だけじゃなく合格者チューターがいる
平日はもちろん、土日も受け付けてる
無料でもらえるパンフレットによれば、CPA会計学院は以下の時間で質問を受け付けています。
- 平日、土祭日:10:00-20:00
- 日曜日 :10:00-18:00
※来校、電話、Zoom。メールの質問は原則3日以内に返信
平日や土曜日は当然として休日や祭日も1日受け付けているのはすごいと思います。
予約ができる
講師への質問で地味に嫌なのが順番待ちです。
予約ができれば、質問までは勉強して質問が終わればすぐに勉強に戻れます。
公認会計士の勉強量は膨大なので、待ち時間を減らせるのはとても魅力的です。
また、予約時はコース、講師、校舎、科目から検索した上で予約ができます。
また、質問する講師が選べるのはかなり良いです。自分が一番わかり易いと思っている講師に質問したいと思うのは受講生からすれば当たり前ですが、実はこの体制が整っている予備校は多くありませんので、CPA会計学院はさすが受講生の気持ちをよくわかっているなと思います。
注意点として、予約ができるということは質問時間が決まっているということなので、質問すべき内容を予めまとめておいたほうが良いかと思います。
講師だけじゃなく合格者チューターがいる
CPA会計学院には講師以外に合格者チューターがいます。
CPAでは、公認会計士試験合格者のチューターの常駐体制を整えているため、学習についての質問や、学校生活や仕事と勉強の両立方法など、あらゆる相談にいつでも対応しています。
CPAパンフレットより抜粋引用
合格者チューターは、カリキュラムから遅れた場合や答案練習で点数が伸び悩んでいる場合など、受験生の抱える悩みの相談役として適任です。
公認会計士試験の勉強中は精神的な辛さや受験勉強以外の学生活動との両立など勉強そのもの以外の悩みのほうが多いぐらいです。
実際に合格した直後の先輩に色々な話を聞いたり、アドバイスができる環境が整っているのは他の予備校にはないCPA会計学院の大きな強みです。
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合格者占有率がすごい
2023年公認会計士試験の合格者のうち50.9%はCPA会計学院の利用者です。具体的には2023年の合格者1,544名のうち、786名がCPAの利用者となります。
2023年は他の予備校の合格者が本記事更新時点(2024年1月)で未公開なので、参考までに2022年の合格者数を記載します。
2022年合格者1,456名。大原334名(22.9%)TAC410名(28.1%)。
合格者の4割がCPA会計学院を利用しているという実績はシンプルにすごいと思います。
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CPA会計学院のここがいまいち
ここまでCPA会計学院の良いところを述べてきましたが、逆に「ちょっといまいちだな・・・」と思った点が2つあります。
- 校舎数が少ない
- 学費は他と大差ない
校舎数が少ない
場所も新宿校、水道橋校、早稲田校、日吉校、大阪梅田校と東京3校に神奈川1校、大阪1校なので実質的には東京、神奈川、大阪の3箇所しかありません。
そのため東京、神奈川、大阪の校舎に通うことが不可能な人は必然的に通信講座になります。
通学したいけど、東京、神奈川、大阪の校舎に通えない人は引っ越しか別の予備校を使うかの選択しかありません。
CPA会計学院も弱みとして自覚しているのか、全国の自習室と提携をしており、提携している自習室を使うことができるようです。
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学費は他と大差ない
(単位:円)
コース | 通学 | 通信 | 通学・通信併用 |
---|---|---|---|
1,8年速習コース | 730,000 | 700,000 | 760,000 |
1.8年スタンダードコース | 730,000 | 670,000 | 760,000 |
2年超速習コース | 830,000 | 794,000 | 860,000 |
2年速習コース | 810,000 | 774,000 | 840,000 |
2年スタンダードコース | 810,000 | 730,000 | 840,000 |
※一般受講料の金額。大学生協経由や分割払いの場合は異なります
他の予備校は通学であれば70万円~80万円、通信は60万円~70万円前後ですので、CPA会計学院の学費は平均程度と言えるでしょう。
平均程度であることを「いまいち」の項目に挙げるのも迷ったのですが、校舎が少ない=家賃や維持費用がかからないので、その分学費が安くなるのかなと想像していたのであえて挙げました。
逆にCPA会計学院は講師やチューターが充実しているので他の予備校に比べると人件費が高い=校舎ではなく講師の確保や質の維持に注力しているのかもしれません(注:筆者の私見です)。
なお、CPA会計学院にはCPA奨学金制度という奨学金制度があります。
ただし応募資格として「学費の支弁が困難な者」であり、公認会計士を目指す理由や奨学金を必要とする理由をレポートにまとめて提出する必要があります。
奨学金の支給実績等は不明ですが、学費を理由に公認会計士を諦めようと思っている方はぜひ一度問い合わせてみてください。
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まとめ:CPAはテキスト、講義、質問体制、合格者占有率がすごい!
- テキストと講義は非常にわかりやすい
- 質問体制は整っておりいつでも気軽に質問できる
- 合格者占有率は4割近く
- 校舎数の少なさは数少ない欠点
私が公認会計士試験に合格したのは2006年ですが、正直言ってCPA会計学院はかなりマイナーな予備校でした。
しかしわずか15年で合格者占有率トップの実績を出したのはとんでもない実績です。
CPA会計学院を選んでおけば間違いないと思います。
では、今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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