【宅建】過去問を使った勉強法/分野別と年度別?/何年分?/何周?/全部解説します!

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宅建 過去問解説
受験生

宅建を勉強してるんだけど、過去問ってやったほうがいいの?

ため

宅建の勉強をするうえで欠かせない、過去問を使った勉強方法を解説します!

本記事の内容
  • 宅建の過去問をいつから勉強するか
  • 分野別と年度別のどっちがいいか?
  • 過去問は何年分解けばいいか?
  • 過去問を何周すればいいか?
  • 過去問を使った勉強法
この記事を書いた人
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ため

<プロフィール>

  • 不動産業に憧れて宅建の受験を決意
  • 宅建は独学で勉強
  • 本試験は41点で一発合格

本記事を書いている私は宅建を独学で合格しており、独学で合格する方法をお伝えしていきます!

この記事はこんな人におすすめ!
  • 宅建の勉強を始めた人
  • 宅建の勉強方法に悩んでいる人
目次

過去問を使った勉強は必要か?

絶対に必要です!

宅建の勉強方法はテキストを読むというインプット、過去問を解くというアウトプットが基本的な勉強方法です。

宅建の過去問を使うメリットは3つあります

  1. 自分が理解できているかわかる
  2. 本試験の問題傾向がわかる
  3. 本試験で同じ問題が出題される

自分が理解できているかわかる

過去問とは宅建の過去の本試験の問題です。

そのため、過去問が解けるということは本試験が解けるレベルまで理解ができていることの証明になります。

逆に言えば、過去問が解けないということはまだ勉強不足であることの証明にもなります。

したがって、自分がちゃんと理解できているかを確認するために過去問を解くことは極めて重要です。

本試験の問題傾向がわかる

宅建の本試験は、4つの肢のなかから正しいものか誤っているものを選ぶマークシート形式で出題されます。

過去問を解くことによって、具体的にどういった問題が出るのか知ることができます。

また、シンプルに問題に慣れることができますので本試験の練習としても最適です。

本試験で同じ問題が出題される可能性が高い

特に宅建業法は可能性が高いです。

というのも宅建業法は全部で86条しかありません。

しかし本試験では宅建業法の問題が20問出題されます。
1問につき4個の選択肢が出題されますので、20問×選択肢4個=選択肢80個となります。

つまり宅建業法は1年間の本試験でほとんどの論点を網羅してもおかしくないんです。

そのため、過去問と同じような問題が出題される可能性はかなり高いです。

ため

私が本試験を解いてるときも「あ、この問題見たことある!」と某教材のCMを彷彿させる場面が何度かありました。

過去問はいつから勉強するか?

今すぐです!

宅建の勉強はテキストを読んだり講義を聞くだけでは、ほとんど身につきません。

テキストを読んでいるときはなんとなくわかった気になりますが、いざ過去問を解いてみると全然解けません

ため

私もはじめて過去問を解いたときはまったくできずに泣きたくなりました・・・。

過去問は何度も何度も繰り返し解くことが重要になりますので、早いうち、つまり今すぐに勉強に使うべきです。

分野別と年度別はどちらが良いか?

分野別と年度別、両方使う勉強がおすすめ!

宅建の過去問は権利関係、宅建業法等の項目ごとにまとめられている「分野別」と、出題された年度ごとにまとめられている「年度別」があります。

どちらを使うか迷いがちですが、私は両方とも使うことをおすすめしています。

ただし、「分野別」と「年度別」では使い方を変える必要があります。

分野別の使い方

テキストを読んだあとの復習教材として使う方法がおすすめ

私はテキストを読んで、該当する項目が理解できたかどうかを確認するために「分野別」の過去問を使いました。

例えば宅建業法の営業保証金についてテキストを読んだあとに、営業保証金に関する過去問を解くという流れです。

なお、はじめて解いたときの正答率は良くて5割でした。

過去問をはじめて解いたときはできなくて当たり前です。

何度も繰り返し勉強して正答率を上げていきましょう。

年度別の使い方

模試として使う方法がおすすめ

私は本試験のひと月前から、模試のイメージで1日1年度分の過去問を時間も測って解いていました。

年度ごとの合格点も公表されておりますので、実際に自分がその年に受験していたら合格していたのかどうかもわかります。

ただ、合格点に達しない場合も気にしないでください。

過去問はあくまで練習です。本番で合格するために何度も繰り返し勉強しましょう!

過去問は何年分解くか?

最低10年分がおすすめ!

令和2年度と令和3年度はコロナの影響で、本試験が2回実施されていますので、10年分と言っても実際の問題数は12回分となります。

宅建は毎年50問が出題されますので、12回分ということは全部で600問です。

また1問につき4つの肢がありますので、合計2,400個の肢を解くことが必要となります。

受験生

え、2,400個とか大変・・・。

ため

個人的には過去問10年分が確実に解けるようになれば、合格率が跳ね上がると思います

というのも宅建の本試験は、過去問とまったく同じ形で問題がでることはほとんどないですが、問いかけている内容は同じだったり、過去問の知識だけで解ける問題はそれなりに出てきます。

例えば私が受験した2021年10月の本試験の合格点は34点でした。

一方で、TACとLECのWEB採点サービスによると、受験生の正答率が7割を超えている問題はTAC、LECともに27問でした。
正答率が6割を超えている問題であればTAC、LECともに35問あります。

つまり受験生の正答率が6割を超えるような比較的簡単と思われる問題さえ正答できれば合格できるのです。

では、受験生の正答率が6割を超える問題がどういう問題かというと、過去問に載っているような問題です。

【宅建は過去問が重要】とはいろいろなところで言われていますので、ほとんどの受験生は過去問を使った勉強をしているはずですので、間違いないと思います。

ですので、過去問で出題された論点は確実に正答すべきと考えると、最低10年分の過去問は勉強することをおすすめします。

過去問は何周すればいいか?

分野別、年度別でそれぞれ最低3周がおすすめ!

私は分野別3周、年度別3周と合計6周しました。

受験生

6周もしたら問題覚えてしまいませんか?

ため

1周するのに最低でも1週間以上かかります。
そのため、1回やった箇所を改めてやるときは1週間以上あとなので、問題を覚えてしまうことはほとんどありませんでした。

過去問を使った勉強方法

過去問の使い方について説明してきましたが、過去問を使ったより具体的な勉強方法をここから解説していきます。

分野別過去問を使ってインプットを確実にする

宅建の勉強を始めたらテキストと分野別過去問をセットで使って勉強する方法がおすすめ

私が実際に行っていた勉強方法を紹介します。

STEP
1周目
  • テキストを読む
  • 分野別過去問を解く
  • 分野別過去問の解説を読んで、さらにテキストも読み返して勉強した範囲の復習
STEP
2周目
  • 分野別過去問を解く
  • 分野別過去問の解説を読んで、さらにテキストも読み返して勉強した範囲の内容を思い出す
STEP
3周目
  • 分野別過去問を解く
  • 分野別過去問の解説を読んで、さらにテキストも読み返して勉強した範囲の内容を思い出す

ポイントは分野別過去問の解説だけで復習を完結するのではなく、必ずテキストまで戻って復習することです。

解説だけだと、問題に関連する内容しか復習できませんが、テキストまで戻ることによって関連する知識も復習できます。

具体例
問題

建物の賃借の媒介を行う場合の重要事項の説明について、建築基準法に基づき容積率や建ぺい率に関する制限があるときはその概要を説明しなければならない

答え ×

建物の賃借では容積率や建ぺい率の制限の概要は説明事項ではない

テキストに戻る

賃借の場合に重要事項で説明すべき項目を改めて復習する

過去問だけだと「賃借の重要事項説明では容積率や建ぺい率の説明は不要」だけしか復習できませんが、テキストまで戻ることによって「賃借の重要事項説明」全体を復習することができます。

全範囲の勉強が終わったら年度別過去問で実力試し

分野別3周が終わったら、年度別過去問で実力試しがおすすめ

私は完全独学だったことと、TAC等が行っている公開模試を受けに行くことができなかったため、年度別の過去問を模試のイメージで解いていました。

そのため、年度別の過去問は以下の手順で実施しました。

  1. 問題と解答用紙をコピー
  2. アラームをセットして120分間で解く

さらに過去問を解くときは、単純な勉強だけではなく本試験の練習として以下を意識して問題を解きました。

  • 問題にメモを書き込む
  • 解答用紙のマークシートを塗りつぶすところまでやる
  • 問題を解くときの時間配分を決める

本試験で問題を解くときのイメージや問題を解く順番等々を確立するために、まさに【練習】として過去問を解きました。

問題を解いたあとの見直し方法は分野別過去問と同じです。

過去問の解説だけを読んで満足せずに、必ずテキストまで戻って関連する知識を呼び起こすことを徹底していました。

分野別、年度別に共通する勉強方法

  • 1問ごとに答え合わせをしない
  • 問題ごとに○△×を付ける

分野別、年度別のいずれにも使える勉強方法として2つご紹介します。

1問ごとに答え合わせをしない

例えば1問目から20問目と範囲を決めて、まずは20問解きます。

20問解いたあとに20問見直します。

そもそも過去問を解くことと見直すことはまったく違う勉強です。

過去問を解く→アウトプット
見直す→インプット

アウトプットとインプットはそれぞれ分けて行う勉強方法がおすすめです。

問題ごとに○△×を付ける

問題を解いているときに、問題を○△×に分けます

○△×
  • ○:答えに確信が持てた
  • △:答えに自信がなかった
  • ×:間違えた

問題を解いているときは○と△のチェックを付けていき、間違っていたら○・△を×に書き換えます。

私は問題を解くときに自信のない△の問題は解答の肢を○で囲って、答え合わせをしたあとテキストに○△×を書いていました。

過去問解き方
過去問左上のCHECK!に○△×をつけていました。

○△×に分けたあとは、問題ごとに見直し方を変えます

  • ○:ほとんど見直さない
  • △と×:テキストまで戻って徹底的に見直す

○の問題は「もう勉強しなくても大丈夫」というレベルですので、わざわざ見直す必要はありません。

間違えた問題や解答が不安だった問題に絞って見直しを行う勉強がおすすめです。

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具体的にはこちらの記事で解説しておりますのでぜひご覧ください!

まとめ:過去問を使った勉強は重要。今すぐに過去問を使った勉強をすべき!

  • 過去問を使った勉強今すぐ始めるべき
  • 分野別と年度別は両方使うべき
  • 最低でも10年分は解くべき
  • 分野別で3周、年度別で3周の合計6周がおすすめ

過去問を制するものが宅建を制すると言っても過言ではありません。

過去問を何度も繰り返し勉強して、確実に合格できるように勉強していきましょう!

それでは、今日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!

宅建 過去問解説

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