公認会計士試験の勉強をしているんだけど、モチベーションが上がらない・・・
今回はモチベーションを上げずに勉強する方法を解説します!
- 勉強する上でモチベーションに頼っていけない理由がわかる
- モチベーションがなくても勉強する方法がわかる
<プロフィール>
- 高校卒業後に公認会計士試験を目指して受験に専念
- 当時最年少で公認会計士試験に一発合格
- 公認会計士試験の会計学をトップで合格
本記事を書いている私は高校卒業後に公認会計士を目指し、1年半の勉強期間を経て公認会計士試験に合格しました。
- 公認会計士試験の勉強をしている人
- 勉強のモチベーションが上がらない人
- 公認会計士試験を諦めようか迷っている人
モチベーションに頼らない
- 勉強のモチベーションを上げることはムリ
- モチベーションがなくても勉強する仕組みを作ったほうが良い
私も公認会計士試験の勉強を始めたときは、勉強のモチベーションを上げるために色々なことを試しました。
例えば
- 答練の点数をモチベーションにする
- 合格後のことを考える
- 勉強した結果を記録する
などなど・・・
どの方法も一時的にはモチベーションが上がるのですが、すぐにモチベーションは下がっていきました。
どうやってモチベーションを上げるか考えていたあるとき、ふと閃いたのです。
モチベーションがなくても勉強するようにすれば良くない?
公認会計士試験の受験勉強は1年以上も毎日10時間の勉強をするような勉強生活を送らなければいけないので、毎日のモチベーションの有無に左右されていては合格できません。
そのため、私はモチベーションを上げる方法を考えることを諦め、そもそもモチベーションがあろうがなかろうが勉強する方法を考えることにしました。
モチベーションの有無にとらわれずに勉強できるようになったのは、2021年に合格した宅建士の勉強でも大いに役立ちました。
次から私が決めている具体的なルールを解説します。
勉強のルールをつくる
私が今でも勉強するときに決めているルールは3つです
- 毎日のノルマをつくる
- 勉強する場所を決める
- 週1回は休む
順番に解説していきます。
ノルマを作る
- 今日勉強する範囲を具体的に決める
- 決めた範囲は絶対終わらせる
- 決めた範囲外は絶対やらない
今日勉強する範囲を具体的に決める
例えば「財務会計論の基礎答練の1回目~3回目の問題演習と見直し」と「監査論のテキストの1章から3章の暗記」など、今日やるべき範囲を具体的に決めます。
勉強する範囲を決めるタイミングは月末に翌月1ヶ月分のスケジュールを決めることがおすすめです。
あまり先の方までスケジュールを組むと、修正が難しかったりスケジュールを作る作業に時間がかかってしまうので、大体1ヶ月分ぐらいがベストだと思います。
勉強の進捗に応じて、前日までであればスケジュールの見直しはOKです。
私は見開きで一月分のスケジュールが見える手帳を買って、手帳に書き込んでいました。
決めた範囲は絶対終わらせる
自分で決めた勉強範囲は絶対に終わらせてください。
モチベーションが低いときや体調が悪いときは、勉強がはかどらなそうと思ったら前日までにスケジュールを修正しましょう。
当日の修正は勉強をサボるクセになりかねないので、直すのは前日までです。
理想を言えば、一度決めたスケジュールは直さないほうがいいです。
決めた範囲以外は絶対やらない
調子が良いときは決めた範囲以上に勉強したくなりますが一番やってはいけません。
スケジュール以上の勉強をやってしまうと、逆に調子が悪いときは「また調子がいいときにやればいいか」という考えが頭をよぎってしまいます。
そのため、決めた範囲が終わったのであればその日はゆっくり休みましょう。
もし、決めた範囲が予想以上に早く終わったのであれば、スケジュールを見直しましょう。スケジュールのたてかたが甘すぎる可能性があります。
勉強する場所を決める
- 勉強する場所は固定する(複数箇所あるのはOK)
- 他の場所では勉強しない
順番に解説していきます。
勉強する場所は固定する(複数箇所あるのはOK)
どこでもいいので勉強する場所は固定しましょう。
公認会計士受験生時代は専門学校の教室と電車の中、宅建士の勉強時期は自宅の自分の部屋と電車の中でした。
勉強する場所を固定することで、その場に来た瞬間に勉強のスイッチが入るようになります。
スイッチはすぐに入りません。何度も同じ場所で勉強すると徐々に入ってくるようになりますので継続あるのみです。
他の場所では勉強しない
一度勉強する場所を決めたら、他の場所では勉強しないようにしましょう。
ずっと勉強のことを考えていると、疲れますしツライだけです。
場所に応じて勉強のスイッチがオンオフできるようになれば、勉強のストレスが軽減されます。
週1回は休む
私は会計士試験の勉強をしていたときだけではなく、今でも日曜日は絶対に勉強しません。
日曜日に休むことを決めていれば、
- 日曜日まで頑張れば休めるのでメリハリが付く
- 日曜日にやらない分、他の曜日でしっかりやろうと思える。
というメリットがあるので、おすすめです。
ドラゴン桜2で同じことが言われていた
ここまで説明したお話は私が受験生時代に考え、実行していた勉強方法なのですが、後日漫画ドラゴン桜2を読んで似たようなことが書いてあったので簡単に紹介です。
ドラゴン桜2の94限目にて、夏休みの勉強スケジュールの立て方を解説していますが、個々人の性格を【保全型】と【拡散型】の2つに分けたうえで、スケジュールを立てるとうまくいくという説明がなされています。
解説されている【保全型】のスケジュールのコツが以下の5つです。
- 勉強する場所は固定しろ
- 一日ごとのノルマを決めろ
- 仲間と身長状況を報告しろ
- 今持っている問題集を徹底にやれ
- 最初からハイレベルな問題には手を出すな
【保全型】の1番と2番の内容がまさに私の勉強のやり方と同じで、初めて読んだときはびっくりしました。
また、公認会計士試験の科目別勉強法という記事では「決めたテキスト以外使わない」という解説をしていますが、【保全型】の4番と同じ内容です。
自覚はなかったのですが、私は【保全型】として自分にあった勉強方法を確立していたようです。
だからこそ公認会計士試験にも合格できたのだと、改めて勉強方法の確立の重要さを実感しました。
なお、自分が【保守型】か【拡散型】か、【拡散型】の勉強方法についてはぜひコミックスを購入してみてください。
諦める・立ち止まることも必要
- どうしても勉強できないときは勉強しない勇気も必要
- ただし勉強しない日は予め制限する
体調不良もありますが、どうしても勉強に気乗りしない日というのもあります。
スケジュール通りに勉強すべきとは言いましたが、どうしても集中できない日は勉強しないこともアリです。
ただし、何度もやるとサボりぐせがついてしまいますので予め制限を作っておくことが大事です。
私はどうしても勉強したくない日は月に1日だけ勉強しなくて良いというルールを決めていました。
とはいえ、勉強しない日を作るということは後々の勉強がツラくなるだけです。
私がやる気がなくて勉強しなかった日は公認会計士受験生時代すべてを通算しても3日程度です。
勉強をするクセがつくと勉強しないほうがストレスが溜まるようになります。
そうなればこっちのものです。
まとめ:モチベーションを上げず、勉強のルール化が重要!
- 勉強のモチベーションを上げようとしない
- 勉強をするルールを作ることが重要
- 毎日のノルマを作って、ノルマだけを確実にこなす!
- 勉強する場所は固定する
公認会計士試験の勉強は長く苦しい戦いなので、モチベーションが下がるときは必ずあります。
ただしモチベーションが下がったときにこそ、踏ん張って勉強できる人こそが合格できる人ですので、モチベーションの有無に関係なく勉強の仕組みを作ることが重要だと私は考えています。
それでは、今日はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました!
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