今回は宅建士に独学、一発、勉強時間132時間で合格した私が、その勉強方法をあますことなくお伝えしたいと思います!
132時間の勉強時間の具体的な説明はこちらの記事をぜひ御覧ください!
勉強方法の前提
テキストのみで勉強
Amazonでテキスト・過去問等を買って、それをひたすら回していました。
なので、You Tube等にある解説動画等は一切観てません。
ちなみにテキストはTACのこちらです。
勉強の大きな流れ
特別なことはしてません。
本当にこれだけです。
ただテキストの読み方、見直し方にコツがあります。
テキストを読んで、いかに理解するか、過去問を解いて、以下に理解するか、これがポイントです。
理解するって何?
宅建に限らず、
「理解することが大事だ」
「丸暗記じゃ合格できない」
「理解してないから引っ掛け問題に引っかかる」
とか聞きませんか?
じゃあそもそも理解したってどういうことさ?
宅建だけでなく、公認会計士試験も合格した私は「理解した」とはこう考えています。
「人に説明できる」というのは別に講師のレベルにまでなれという意味ではありません。
宅建で言えば「この選択肢はなぜ間違ってるのか?」を人に説明できれば良いというだけです。
当たり前のことを言っているように見えるかもしれませんが、これを意識するだけで全然違います。
こちらを少しでも意識しながら、本編となる具体的な勉強方法を読んでお読みください!
勉強方法実践!
テキストの読み方
ポイント1 範囲は予め決める!
今日の勉強をどこまでやるかを最初に決めましょう。
その日のスケジュールをたてることが大事!
理想はスケジュールをちゃんと立てることですが、前日か当日の朝でもOKです。
ただし、決めたら絶対にその範囲をやる、それ以上は絶対にやらないことか大事です。
これは自分の今日のゴールを決めて、勉強のメリハリをつけるために非常に重要です。
ゴールを決めないとダラダラやるだけになって結局頭に入ってないことが多いです。
また、それ以上やらないことも重要です。
気分が乗ってると調子に乗って予定以上にやりたくなりますが、実はこれが一番危険です。
これをやると逆にやる気がない日に「今度調子が良い時にやればいいや」という気持ちになって、全く勉強しない日が日に日に増えてきます。
人間、そんなに調子の良い日は頻繁に訪れないです。。、
ポイント2 最初はなんとなく読む
なんとなーくでOK!
まずはポイント1で決めた範囲を普通に読んでください。
最初は難しく考えず、またわからないところもあまり深く考えずに読み進めていきましょう。
この段階ではわからないところはあって当然です。
ただそこで立ち止まるとやる気もなくなりますし、時間がかかってしまうので、ドンドンいきましょう。
ポイント3 自分の中に生徒をつくれ!
ここが最大のポイントです。
まず、頭の中に架空の生徒を一人作ってください。
架空の人物でも実在の人物でもOKです。
私の頭の中では奥さんが登場しますが、このブログではぺんぎんに登場してもらいます
嫁です
ポイント4 さぁ、授業の開始です
テキストを読みながら、皆さんの頭の中の生徒にテキストの内容を説明してあげてください。
先に書いたとおり、私は「理解する」=「人に説明できる」だと考えています。
なので、人に説明できるかどうか試してください。
できなければ、理解が甘い証拠です。もう一度テキストを読み直しましょう。
説明のときに3つのポイントがあります。
- 極力声に出す
- テキストを棒読みするだけではダメ、自分の言葉で説明する
- 最初はテキストを見ながらでOK。徐々に見なくてもできるように!
一見難しそうにみえるかもしれませんが、難しくはありません。
例えば、媒介契約を例に出してみましょう!
媒介契約にはいくつか種類があるって正直不動産って漫画で読んだんだけど?
漫画はともかく。。。
媒介契約は一般と専任と専属専任の3つがあるんだ。
専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約って言うよ
ふーん、何が違うの?
専属専任は売買の相手を自分で見つけるのもダメなんだ!
専任は自分で見つけるのはいいんだけど、他の人に頼んじゃいけないんだよ
一般は自分で見つけてもいいし、他の人に頼んでもOK!
こんなレベルでいいんです。
コツは難しい言葉や専門用語を使わないことです。わからない言葉をわかる言葉に置き換えましょう!
ポイント5 この方法のメリット
- 忘れない
- 応用に強い
自分の言葉で説明できるようになったことってびっくりするほど忘れません。
最悪、忘れたとしてもテキストをチラ見しただけで思い出せます。
また、過去問と同じことを聞かれてるのにちょっと聞かれ方が変わっただけで解けなくなるといったことが一切なくなります。
過去問を解く、見直す
テキストを読んで、ある程度理解できたら、次は過去問です。
テキストを読んだ範囲の過去問をやりましょう。
このときのポイントは5つです
- 過去問はテキストを読んだその日に!
- 1問ごと答え合わせしない
- 問題を○△×に分ける
- △と×になった問題を徹底的に見直す
- 必ずテキストに帰れ!
ポイント1 過去問はテキストを読んだその日に!
テキストを読んだら、必ずその日中に過去問もやりましょう!
日をあければ、忘れてしまいます。
その結果過去問が解けず、「全然わからない。。。」となってしまい、モチベーションが下がります。
ポイント2 一問ごとに答え合わせをしない!
一気に解いて、一気に見直ししましょう。
解くというアウトプットと見直すというインプットはまったく別の勉強です。
それぞれ分けてやりましょう
ポイント3 ○△☓にわける
問題を解いているときに、答えに確信を持てた問題は○、答えが曖昧になった問題は△を付けます。答え合わせの結果、間違えた問題は☓に修正します。
私は問題を解くときに自信のない△の問題は解答の肢を○で囲って、答え合わせをしたあとテキストに○△×を書いていました。
ポイント4 △と☓の問題を徹底的に!
3で○になった問題は、答えに自信を持てた回答ですから、再度見直す必要性は薄いです。なので、サラッと見直せば良いでしょう。
逆に△や☓になった問題を徹底的に見直します!具体的な見直し方は「5必ずテキストに帰れ!」で記載します。
ポイント5 必ずテキストに帰れ!
4の見直しで、問題の解説を読むだけというのは絶対にダメです。必ずテキストの該当する箇所を読み直してください。
そして、そのときにまた自分の中の生徒を登場させて、ちゃんと説明してあげてください。
ここまでやって、ようやく見直し完了です
年度別に過去問や予想問題集を解く、見直す
最後の仕上げです。
本試験の練習と思ってやりましょう。
ポイントは3つです。
ポイント1.時間を測って挑め
宅建は2時間で50問の問題を解きます。ただ、一問に付き選択肢が4つありますし、その前の問題文もありますので、実は50問✕5つの250個の文章を読む必要があります。
慣れないと時間内に解けないかも・・・
そのため、時間配分や解く順番などの試験テクニックも重要になってきますが、テクニックを身に着けるには練習あるのみです!
解く順番についても、ネット等では宅建業法から解け!とよく聞きますが、結局は人それぞれですので、自分のベストの方法を確立することが肝要です。
可能であれば、マークシートを塗りつぶす練習もしましょう。意外と手間取りますのて、慣れておいた方が安心です。
私も最終的には過去問13回分+予想問題集4回分をやりましたが、大体過去問3回やったぐらいで、解き方や時間配分は確立させ、残りはひたすらその解き方と時間配分を意識してやってました。
ポイント2.解くときの注意点
これは実は上述した分野別に過去問を解いたときと同じです。
解くときには問題ごとに答えに確信持てたときは○、不安なやつは△付けましょう。
後々の復習で使うのはすでにお話しましたね。
また、これをやっておくと本試験で見直しをするときにも使えるようになるので、その練習にもお勧めです。
本試験のときの解き方は別記事をご参照ください。
※記事は作成中!お待ち下さい
ポイント3.解き終わったら
採点しましょう。
このときの点数は気にしなくても良いです。。。と言いたいですが、多分気にしないのは無理です笑 私も無理でした。
ただ、点数が単純に良い悪いではなく、○と△のチェックを使ったうえで現時点の自分の実力をチェックしましょう!
○が多くて、点数が高い
大丈夫です!
自信持ちましょう
△が多くて、点数が高い
油断大敵です!
△の問題をしっかり見直しましょう
△が多くて、点数が低い
弱いところが明確になりましたね!
△や間違えた問題をしっかり見直しましょう。
○が多くて、点数が低い
危険です!
理解した気になっているだけかも?
もう一回テキストをちゃんと読み直しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私が普段勉強するときに心がけていることやテクニック的なこと披露致しました。
特に一番おすすめしているのは自分の中に生徒をつくることです!
この方法はどんな勉強にも使えると思います。
今回は宅建で記事を書いていますが、実はこの勉強方法を確立したのは会計士受験のときで、宅建の勉強のときは、その方法をそのまま使っただけです。
結果として、公認会計士試験の短答(マークシート試験)も宅建も8割を超えて合格できましたので、確かな勉強方法として強くオススメできます!
ぜひ実践して、確実な合格を目指してください!
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